2013年 06月 15日 ( 1 )

鎌倉でいと

「おーい!相変わらず、ぽんぽこりんだなあ!いいぞ、はっはっは!」

15年ぶりくらいに再会したおじさまたちに言われたひとこと(◯0◯)

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当時20歳で就職したわたしを迎えてくれたおじさまたち。

企画として入社しても1年間は
おじさまたちにわれわれ若い子がアシスタントとしてついて
(響きはクラブかスナックか飲み屋みたいだけど。笑)
掃除、出荷、営業、営業からみたデザイン提案、発注などを全部覚えたあの頃。

企画で入社したのに
(どうしてデザイン画もかかせてくれないんだ!)と思っていたけど
そんな気持ちは3日で消えてた(笑)

ほんとに毎日が楽しかった。
仕事なんだけど仕事って感じないくらい。

おはようさん!
おい!ごくろうさん!ありがとうね!と必要以上くらいの大きなあいさつが各フロアに飛び交って、

集荷時間が迫れば
「おーい!佐川がくるぞー!急げ〜!間違わないで急げ〜!」
おじさまたちを筆頭にみんなで声かけ合って間にあわないチームを助けながら終わらせた。

そんなおじさまのひとりはなんと!
出荷と一緒にテープカット用のおっきいカマを同封しちゃって
翌日店頭から電話がくるも
「あらー、すーいませーん!どうりで今日無いと思ってたんですよー。わっはっはー!」
大きな声で笑い飛ばしてた(笑)思い出。

どこかのお店のバーゲンで販売応援にいって
ワゴンいっぱいの商品をひとつ残らず売り切った思い出。

とにかく働いた会社の商品がぜんぶ好きだったから
(こんなにいいものなのにどうして残るんだろ。ほかの会社のよりずっといいのに!)
と、いつも思っていて売れ残るのが不思議っていうかいやだった(笑)

毎日の達成感と喜びがとにかく気持ち良かった〜
あっ!というに時間がすぎてた。
ふぅ〜 今日もやったど〜!!!って感じ!

おじさまたちのかけ声で掃除をして
6時ぴったりにおしごと終了〜。

みんなで駅前の立ち吞み屋で
瓶ビールと焼き鳥とモロキュウを小1時間ばかりごちそうになり
バイバイおつかれさままたあしたー!

それでも、まだ7時。

おじさまたちは家へ帰り、家族とゆうごはんを食べ、
若いもんたちは友達と会ったり、デートしたりもできたわけです :)

いま振り返ると
教えてもらうことよりも
おじさまたちのそばですべてを感じて見習う、ってことだったんだな〜ぁ。
一生懸命な姿、背中を感じるまいにちだったんだな〜ぁ。


そのあとしばらくして企画としてデザインをすることになるのだけど
悩めばおじさまたちに相談したり、
棚卸ししながら在庫のある商品がどうして売れなかったんだろうな〜、と反省したり
共有しながらデザインをしていった。

商品できあがると
「よ〜し、ひぐち(わたしの旧姓)が作ったの売るからなー!」と、
いつも声をかけてくれた。

ひとつひとつの商品を
子猫を抱くように、やさしく、そお〜っと扱うおじさまたちの姿が忘れられません。

気持ちよく毎日をすごそう仕事しようって
心がけてくれたから
新人だったわたしたちもそうしよう、って思えたんだな〜

とてもいい場所でいいことを経験できたんだなあ、って
あらためて思います。


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15年ぶりに再会した瞬間、笑いながらも涙が出ました。
75歳!!
ひとりのおじさまは
「おれはちがうぞ、74歳5ヶ月だ〜。はははは」だって(笑)

変わらない姿、いいや、もっともっとパワフル!
お寺のお掃除、畑仕事にボランティア、水墨画、スイミング、ゴルフ、ボーイスカウト。
真っ黒に日焼けしてキラキラしてた。

いつもいつもユーモアいっぱい、笑いが絶えない居心地のよいおじさま。
元気な姿とあったかいひとことひとことに感動しちゃって
ひさしぶりに家に帰りたくなかったのです。

夕暮れ暗くなると
「だんなさんはいいのか?ゆうごはんの準備はいいのか?早く帰ったほうがいい」
我が子のように心配しだすおじさま。

お別れしたくなくて
由比ケ浜の宿まで一緒にいった別れ際、
「今日は思いがけずほんとうに楽しい時間でした。どうもありがとう!また会えますように」
みんなでギュッと握手しながら約束したんだ。

また会える日がほんとうに待ち遠しい!

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また「ぽんぽこりん」って言われちゃうのだろうか?
by sun3-sea4 | 2013-06-15 17:30 | top!c | Comments(2)

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