STAY

いつも旅先ではどちらかというと安宿です。

宿では寝れるだけいい、と思っていたからですが....

香港では泊まりたホテルがあったので思いきってReservation！ドキドキ

安宿ならではの水シャワー、硬いベッド、陽が当たらない薄暗い部屋。窓を開けたら壁、もしくは隣の住人とバッチリ目があう。ってのも、嫌いじゃないけど（むしろ好き）...香港のホテルの大きな窓からヴィクトリアハーバーを見渡すのはとても気持ちよくって幸せな気分だった。

荷物をほどいて窓辺に腰掛けて、さてこれからどうしようかなあ〜、あてもなくぷらぷら散歩に出かけ部屋に戻ると、読みかけの本に栞が挟んであって感動しました。

それも捨てるにはモッタイナイくらいすてきなものだから今もこうして手元に残っていて、見るたびに香港を思い出させてくれる。

バスローブが浴衣になっている、という日もあってまたまた感動。

きっと日本人とわかったからなんだと思うとうれしくて浴衣に着替えて盆踊りしたくなるほど👘🏮♪

毎日少しづつ部屋のどこか何かが変わっているのを見つけてはにんまり。顔の見えないハウスキーパーさんと通じあえて一緒に楽しんでいるように感じました。

朝食を食べ、部屋に戻って今日はどうしようかな〜、と考えたり。

買い物の荷物を置きに、また部屋に戻ったり。仮眠をしたり。シャワー浴びたり。

ディナーの前、着替えに戻ったり。

気づいたらわたしは、ホテルを拠点にすごしていました。

ホテルのスタッフとの挨拶や簡単なやりとりも、まるでここの住人のように感じさせてくれる。それはたった数日、束の間のことだけどこの居心地の良さは今でも忘れません。背筋がピシッとのびるあの心地よさは自分が大人になった気がして好きです。（もう年齢的には大人か？笑）

”眠る”だけだったはずの宿が、ホテルに”滞在する”楽しさを知る。

SLEEP→STAY

今度はもっとスマートにエレガントに滞在できるようになりたいなー！

.......にしてもチェックインする時って緊張するよな〜🙈💦

少しづつアップデートして生きていきたい。