太っちょシェフ。

f0170995_13362373.jpg

リド島の船着場からアドリア海へ向かいながら歩き、お昼ごはん処を探していました。
たしか、、、船着場を背にして左のほうへ30分ほど歩いて行ったのだと思う。
バカンスシーズンのせいか誰も歩いていないし、
お店ひとつもありそうもない雰囲気をかんじてだんだん心細くなっていたところに小さなトラットリアがポツリとあったのです。
開いていないのかな?
恐る恐る中を覗くとスタッフの女性が不思議な顔をしながらイタリア語で何かを話した。
困ったそうな表情だったのでお店を出ようとすると、
奥から大きな大きな体のおじさまがエプロンで手を拭きながら
「プレーゴ!プレーゴ!」
どうぞどうぞこちらへお座りくださいと私を席へ招いてくれました。
その小さなリストランテはランチの予約がいっぱいで、ちょうど1席だけ空いていたらしかった。

わたしは1番のりの客人。
おすすめの料理を注文して白ワインを飲みながら待っていると
奥の厨房からいいにおいが飛んでくる。
そのにおいだけでヨダレがたれそう〜〜

Buon appetito!
太っちょシェフが元気な声で運んできてくれたスパゲッティ!
できたてを頬張るわたしを、太っちょシェフは(どうだ?)って両腕を腰にかけニッコリしながら見ていました。
んもう!こんな美味しいスパゲッティ食べたことないっってくらい美味しかった!


f0170995_11201810.jpg




f0170995_11202460.jpg
2杯めのワインを飲みながらおすすめの魚料理を待っている間に気づいたら店内は常連客でぎゅうぎゅう詰めの超満員。しんみりとしていたお店が嘘みたいにワイワイ賑やかに!
となりのテーブルにいたジローラモさんとジョージクルーニーさんをミックスしたような(だいたいの人がそう見えちゃう)陽気なおじさまがそれはORATA!ORATA!とバチバチウィンクをしながら教えてくれた魚料理。それは、鯛のグリル!1皿独り占め。ふわふわしっとりジューシーな焼き加減と絶妙な塩加減もう信じられないくらい美味しかったあ!

知っているありったけの日本語を私に投げかけ、仲間にいれてくれようとする常連のおじさま。
そして、ひとりの私を招いてくれたエプロン姿の太っちょシェフ。
楽しそうに美味しそうに賑わう店内を眺めていたら、ひとりの席が特等席に思えました。
このトラットリアへ行くためだけでもイタリアへ、リド島へ行きたいと寝る前に考えてしまうくらい恋してしまった太っちょシェフの味。
日本からパリ13時間、パリからボローニャ1時間半、ボローニャからここまで3時間半。
乗り換え時間あわせても1日あれば行ける。近い、近い。
ほんのすぐそこにある太っちょシェフのTrattoria Pancin。
ちょっと今週末リド島にスパゲッティと魚を食べに行ってくるね、なんてビューンと飛行機に飛び乗ってみたい。










by sun3-sea4 | 2017-09-16 11:20 | SUNSEA旅行記 | Comments(0)

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

by sun3-sea4
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30