Helsinki vs Japan シャイシャイ対決

雨の日の夕方
郊外のフリマからの帰り道、トラムのドアがぶっ壊れて運転停止。

帰り道に1軒のパブあり。
いっかい通りすぎたけど、
どうも気になってまた引き返してはいってみた。

はいってかじる、じぶんなりの高揚感。
いいいいいい！いいかんじだ〜！！！！



それもこの日はHelsinki Dayにて、ビアがオール、€3.5！（およそ480円）
マーボ似のお兄さんおすすめのビールを飲む。もちろん€3.5！
（翌日また行って同じビール頼んだら、なんと、€12…）
1杯€12、日本円で1700円のビール！
税金いれたら2000円近いビールって、、、、
ヘルシンキはとくにアルコール税が高いらしい。

そりゃ、この日は超満員なわけだ。

ずうずうしくも店内いちばん奥、ど真ん中の席を確保。
ふふ、これで見渡せるぜ

おっきいライダースを羽織るおじさま
ロングヘアピチピチスキニー（もちろん黒スキニー）＆エンジニアブーツ
黒パーカーにライダース、
JOY DIVISION　Tシャツ着たおじさま
1本しばり三つ編みのゴツいお兄さん
ハードコアなお兄さん、シビレル〜！
北欧ヘルシンキのお兄さんっ！
うらやしすぎるほど黒が似合っているんだー！（叫）

街中では見かけない雰囲気の人がいっぱい。
いろんな人がやってくるのをみているだけでビールが進んでしまう。

もちろんおつまみ食べずにひたすら飲む、胸やけスタイル！




テープルにカーペット敷き。
毛足長めのカーペットは、しょうしょう安定感が悪く、びしゃびしゃにビールが染み込んでおり、、、、
ぶう〜んっと、酒のにおいが漂う。洗ってないだろうな（笑）
う〜ん、マンダム、かっこいいぜ。

しばらく隣にいた5人組のお兄さんたちから話しかけられる。

まいどおなじみ簡単な質問攻めにあう。
わたしも街中のこと、おすすめの場所をいくつか聞いたら
「あのセントラル辺りにいるやつらはヘルシンキピーポーじゃない」

（たしかにたしかに）

そして、
ヘルシンキでおいしいビールを飲める店は3〜4軒しかないらしい。
ここはその1軒なんだって！
住んでねえのによくここを見つけたな、って褒められた。
（うれしいな）

で、
「ヘルシンキになにしにきたんだ？このなにもない街に。笑」

マリメッコが好きなのか？ーいいえ
ムーミンが好きなのかな？ーいいえ
イッタラが好きとか？ーいいえ
アラビアは好きだろう？ーいいえ、あ、けど古いのなら好きなのもある

「わははは！なにをしにきたんだー！」
わたしがNOと首をふるたびに爆笑してそう言った。

（たしかにー！）

「けどありがとな、好きじゃない人がいたってことが知れてよかった。おれたちはフィンランドへくるひとはみんなムーミンやマリメッコが好きだと思ってたから。笑」





バイバイする前に、

ヘルシンキピーポーは、ちょうシャイなんだ
いや日本人のほうがシャイだよ
いやいやヘルシンキピーポーのほうがシャイシャイ
ノーノーノーノー、日本人だよ
…どんなシャイ対決だよ、ってみんなで爆笑。


酔っているとけっこう話せるもんだな。
勢いっちゅうもんかな？文法無視の強行突破会話。

うーむ、ローカルへルシンキピーポーの人はやっぱちゃうね〜！
だんなさんが浮気しているさみしい女のひとり旅、だなんて言われなかったもんな！笑

いい時間であった。