残照

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パリ郊外ノジョン市にある、芸術家の家のドキュメント。
3年前に放映したこの番組、再放送で観ました。
ほんと、素晴らしかった〜!


ピアニスト、彫刻家、画家、そしてアニメーターやグラフィックデザイナー、
俳優、写真家。
「かつて芸術家だった人」のみ、審査によって無一文でもはいることのできる国営、老人ホーム。
(国営!ってことがまた素晴らしい!)のお話

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フランスの映画監督ジュリアン・ディヴィヴィエは、映画「旅路の果て」の中で現役を引退した俳優たちが入居する老人ホームの悲哀を描いた。
フランスには実際、そんな場所がある。
パリ南東部にある『国立アーティストの家』だ。
この施設には、創作活動をするためのアトリエや、ピアノのあるサロンが用意されており、平均年齢80歳を超える芸術家たちが暮らしている。
俳優だけでなく、画家、彫刻家、写真家、音楽家、作家などみな自分の才能をよりどころに生き、栄光を手にし、喝采を浴びた人たちだ。

年を重ねるにつれ、彼らのまわりからは人が去っていき、そしてこの家へとやってきた。
しかし誰もがアーティストとしての魂とプライドを持ち続けている。

部屋には栄光の時代の写真が飾られ、パーティがあれば、おしゃれをして、背筋をぴんと伸ばす。
過去の輝きと老いとの戦い、さまざまな思いが一人一人の心のなかで交錯する。

いまも絵を描き続ける人、昔話に花を咲かせる人、老境の恋に身をひたす人。
偉大なる過去を背負った人間は、老いてどう生きるのか。
番組では、「国立アーティストの家」で暮らす何人かの人々を中心に、そこにある命の輝きと哀愁を見つめる。

(NHK・BSオンラインホームページより)
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足の悪いピアニストさんと、目の見えない彫刻家さんが
少ないお小遣いを握りしめてレストランへ行く場面。
じっと家族が会いにくるのを待つ場面。
久しぶりに自分の絵が売れたと喜ぶ場面。
震える指でヴェートーヴェンを弾く場面。
などなど…。

身体も不自由になり、老いた今も
芸術家の魂とプライドを持ち続ける姿。

そこに住む芸術家たちが恐れているのは
《老いること》や《死》ではなくて、
《自分を失うこと》なのではないのかな?

なんとも言えない気持ちになります。


また再放送あるのかな〜?
NHK BSさん、また放映してください!

絶対観てね〜!!!!!!
by sun3-sea4 | 2011-01-17 23:12 | top!c | Comments(0)

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